やほほ村

思ったことを書くよ

拾ったクリティークを読む ボードリヤールK(論題: 銃規制)

銃規制論題におけるボードリヤールのKを紹介してみようと思います。

 

そこで、せっかくなのでタグを付けて「拾ったクリティークを読む」企画に参加してみます!(参加者第一号なので、企画開始者も兼ねてみています!)

今回は企画のルール通り、ルールと補足を冒頭に掲載してみます。

 

この企画について

ルール

  • 誰でも参加できる
  • 内容は自由
  • 記事やツイートにハッシュタグ「#拾ったクリティークを読む」をつけて参加する
  • 参加時は企画のルールと補足を掲載、もしくはリンクなどで参照可能な状態にする
  • ルールの改変および違反は常に許可されている

補足

何を書けばいいかわからず困るという人は、下記の目次が推奨される

  • 今回の筆者のトピック知識のレベル
  • 原稿へのリンクおよび入手方法
  • [クリティークの主題がここに入る]って何/誰
  • どんな議論が書かれているか
  • 感想や得たインスピレーション

 

では今回の記事の目次です!ぜひ興味があるところだけでも読んでください👶

  • この企画について
    • ルール
    • 補足
  • 今回の筆者のトピック知識のレベル
  • 原稿の入手先
  • ボードリヤールって誰
  • どんな議論が書かれているか
    • 前提
    • overviewを読んでみる
    • shellっぽいところ(メイン的なところ)
    • 反論への再反論
      • AT: Fiat is Good
      • AT: Morality Framing Good
      • AT: Debate is a Game
  • 感想や得たインスピレーション
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2022JDA秋季大会に出て感じたこと

最近、またディベート大会に出た。自分としても「まだやってたのか」という感じが正直ある。

 

勝敗という意味での結果はそこまで奮わなかったのだが、色々なことを考えたり感じたりすることができた有意義な時間だった。

思えばクリティークと称される議論に手を出してから、毎回の大会の意味というか、そのシーズンで自分が何に向き合ったのかが、自分の中で重要な位置を占めるようになった気がする。

 

なんにせよ、今回のことをここに書き残してみようと思う。

後から読み返してきっと面白いだろうし、万が一、誰かが読んで何かを発見したり考え始めたりすれば儲けものである。

 

※長いので、目次から読みたいところを選んで読んでね!

 

  • 出場するまでの話
  • 今シーズンで思った・感じた・考えたこと
    • 目標の振り返り
      • 1. 持続可能なディベートをする(あるいはディベートとの適切な距離感)
      • 2. チームの皆が面白いと思える議論をする(あるいは調査としてのディベート)
      • 3. クリティークにつきまとう引っ掛かりに決着をつける、そしてためらいのないクリティークをやる(あるいは、正々堂々とした楽しい社会運動)
    • ディベートというものについて思ったこと
      • 色々な人と関わるということについて
      • JDAには出場しづらいらしい(??)
      • ディベートは世界を変えると思う
      • パラダイムを意識することについて
    • クリティークとかいうものについて考えたこと
      • なんでクリティーク的なものを始めたのか
      • クリティーク的な議論は目覚ましく発展してきている
    • ディベートとの付き合い方について考えたこと
  • おわりに
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NFTって言うけど何がどうなってんだよ!?👶

いまやNFT市場は2兆円(NFT市場が2年で300億円→2兆円に急拡大したワケ 「保有する」だけではない、アート作品につけられた「価値」 - ログミーBiz)、周りにいる色々な人から「NFTは所有できる」、「NFTはこれから絶対くる」といった話を聞くワケ👶👶

そのたびに「へぇ😲」とか「う〜むよくわからんねえ??」と言って終わってしまっていたけど、今日こんな記事を読んだ。

これまで抱いてきた違和感がちゃんと言語化されているような感覚があるものの、一方でやっぱり自分がNFTについて何も知らないことを自覚させられました😭

というわけで、なんとなく話はできるようになっておきたいなという思いから、ちょっと真剣に調べてみようと思っちゃったのよ。というわけで、そのメモをここに乗せておくZE☆

今回の調べ学習の目標は、ブロックチェーンや関連技術を正確に理解するというよりも、それらが何をどうしているのかを定性的になるべく正確に理解することです。私自身、技術の話は技術を理解しなければウヤムヤになりやすい認識はありますが、今日のところはこれで許してもらってって感じです👶
  • 用語の整理
    • 1. ブロックチェーン
      • 1-1. 定義
      • 1-2. 改ざんも削除もできない電子データのすごさ
      • 1-3. ブロックチェーンは取引のデータの集まりなのか?
    • 2. いくつかのチェーン
    • 3. NFT
      • 3-1. 定義(まだゆらぎまくっている印象を受ける)
      • 3-2. NFTを所有ってなんすか
      • 3-3. もう少し具体的なイメージが持ちたい泣
      • 3-4. えっじゃあ所有って、所有権が合意されているに過ぎない??
      • 3-5. でも電子データだからこそできることもある
    • 4. メタデータ
      • 4-1. 定義
  • おわりに
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エクセルモデルの作り方〜おれは引っ越しのコストを計算していただけなのに、そこにいたのはありし日のモデル奴隷だったんだ……おれは…おれは……!!〜

ここまでのあらすじ

色々あって引っ越しするか迷ってたおれは、「いまの家にいるのと、家賃が安い家に住むのはどっちがお得かなあ」なんてぼ〜っと考えてたんだ

暇だったからスプレッドシートで損得を計算しようとしたその瞬間

 

う、うわああああ!!!

 

おれの中のモデル奴隷が姿を現しやがった……!そうです私は調教済みのモデル奴隷だったのです(ただし奴隷としてのレベルはそれほど高くない)。

モデル奴隷こと私はスプレッドシートを触りながら「データシート機能ないの!?」「エクセルのが便利じゃない?」なんて小言を口にしつつも、それなりに作業を楽しみ、まさかまさかモデル作成のノウハウを将来の自分のために書き残すことにしたのです👶意味不明👶

そしてやほほ村に奴隷の財産が残されることとなった。呪われし大地よ、、、やほほ村の民よ、、、

この記事はエクセルモデルを作ったことある人が、自分のノウハウをまとめておくだけのものです。もちろん誰かの役に立てば嬉しいですが、こんな「やほほ村」とかいうへんぴな場所に訪れずとも「財務モデル 作り方」とかググればたくさんの情報が出てきます……!
 
この記事は筆者の過去及び現在のいかなる所属団体に無関係なものとして書かれています

 

  • ここまでのあらすじ
  • モデルってなんすか
  • どうやって作るんですか
    • 1. モデルで白黒つけたいことを明確にし、アウトプットを決める
    • 2. 計算ロジックを明確化する
      • アウトプットの計算をするための式を作る
      • 計算式中の各要素が定数なのか変数なのかを決める
    • 3. モデルの構成を固める
      • ファイル全体の設計をする
      • シート個別の設計をする
    • 4. モデルを作る
      • カラーコードを適用する
    • 5. 作ったモデルを眺めて悦に入る白黒つけたかったことに決着をつける
  • おわりに
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wasabiの風味について

「英語にはもともと、わさびの「辛さ」を表現する言葉がなかったから、あの風味を表現するために"piquant"という言葉をフランス語から輸入したんですよ」

本当かどうかは分からないが、こんな話を耳にした。

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文学が果たすことのできる役割

こんな話がある。

文学の危機というテーマを貰って、実際にはそれは何を指しているのか、改めて考えてみた。文芸書が売れなくなった、書店がどんどん減ってゆく。電車の中では誰もがスマホタブレットを見ていて、たまに本らしきものを開いていれば実用書の類ばかり。
しかしこれは日本における商業的な文芸出版の衰退の姿ではあっても文学の危機ではないだろう。本が手頃な娯楽だった時期があり、国民の教養指向のおかげで文学全集が着実に売れた時期があった。そういうものは社会の変化に応じて盛期もあれば凋落の時期もある。

...略...

究極の文学の危機とは絶対的な独裁政権のもとで文学が、刊行も販売も読書も、すべて禁じられているという状況である。

池澤夏樹「文学の危機、なのか?」『思想』2019年11月号 危機の文学 | web岩波

権力のよる文学の禁止がその「究極」の危機であるとすれば、文学が教育過程の一選択肢へと追いやられうる今日の状況はまあまあの危機であると言えるのかもしれない。

2022年4月から高校の国語教育が変わる。新学習指導要領にのっとって、文学よりも実用的文章を重視する傾向が強まるのだ。この問題に、「江戸時代への逆戻り」「他者の気持ちがわからない人が育つ」と怒りの声を上げるのは、文献学者、山口謠司・大東文化大学教授だ。

...略...

これまであった2年次からの「現代文」は、実社会で役立つに文章に特化した「論理国語」と、小説・詩を扱う「文学国語」という新しい選択科目に解体されます。問題は、大学入試を見すえて、多くの高校が「論理国語」を選択することです。これにより、多くの生徒が文学作品に触れることなく卒業する事態となります。

4月に変わる「高校国語」に学者から怒りの声 「人の気持ちがわからない子が育つ“改悪”」〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

とまあ、こんな話があるが、ここで述べられている「他者の気持ちがわからない人が育つ」とはどういうことだろうか。

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topicalityとkritikの関係について

事例があるわけではないのだけど、TとKの相性の良さについて一応メモ書き。

 

中学生の頃にディベート部の顧問がチラッと教えてくれたんだけど、topicalityとkritikは相性がいい側面がある。 

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